虫歯は初期の段階であれば、自然に治ります。だからこそ、歯医者さんは様子を見るわけです。ほうっておくと、どんどん進行していく虫歯。その進行度は、C0、C1、C2、C3、C4の5段階で表しています。C0・C1のような初期の虫歯は自然に治せるケースはありますが、C2以降の場合は必ず歯医者さんで治療してください。(※進行段階についてはインターネット等で詳細な情報をご参照下さい)。
「再石灰化」というものがあり、これは唾液に含まれるカルシウムやミネラルによって、溶けてしまったエナメル質を修復・強化する作用を指します。初期の虫歯を自然に治すためには、この「再石灰化」を促すことが重要です。日頃からのこまめなうがいや歯磨きを怠らずに行うことを心掛けて下さい。残渣物を口内に残さない事は、いつまでもきれいな歯を保つことに繋がります。
虫歯は進行すると自然治癒できず、歯の寿命を大きく変えてしまいます。なによりも大切なのが、初期の段階での対処。普段から歯医者さんやご自身で、歯のチェックとケアを心掛けて、虫歯を早く治しましょう。