研磨

研磨材によって金属、ガラス、プラスチック、セラミックス、石材、ゴムなどの

工作物表面をごく微少量ずつ削ったり、すり磨いたりして、所定の寸法、形状、品質に加工する表面仕上げ法の総称。

研磨材を微粉状の遊離砥粒(とりゆう)として使用するものには、ラッピング、ポリシング、バフ仕上げ、バレル加工、噴射加工、超音波加工などが、

また、固定砥粒として使用する加工法には、研磨材を表面に固着させた紙や布を用いる研磨布紙加工、研磨材をといしに加工して用いるホーニングや研削加工および超仕上げなどがあり、

研削も研磨に含まれることになるが、狭義には、このうちとくに表面あらさが0.01μm以下の鏡面仕上げ(鏡面研磨)が行える(超精密)ラッピングや(超精密)ポリシングを研磨と呼ぶことが多い。