江戸時代の歯科治療

よく時代劇などで昔のお医者さん(内科、外科)の治療や診療風景が描かれていますが、

歯医者さんのシーンって見た事はありませんよね。

では、実際には歯医者さんはいたのでしょうか?

 

もちろん存在していました。

 

実は当時の内科、外科医同様に上層階級の人のみが受診できるものであり、

一般庶民には遠い存在でした。

 

そのため民間療法や神頼みであるおまじないが一般的。

 

当時の虫歯、歯痛の民間療法の一例を・・・

 

●梅干を患部に貼る

●竹筒を患部に刺しその先を火にかざす

●大根おろしの汁を歯と頬の間に塗る

●茄子のヘタの黒焼きとご飯粒を練り合わせて患部に詰める

 

等々があったそうです。

本当に効くかどうか勇気のある方はお試し下さい(笑)

入れ歯も実際存在したそうです。

こちらも庶民には高嶺の花だったそうです。

 

今の技術には感謝しなければなりませんね。