口臭が気になるのは、皆共通。あまり知られていませんが、実はその厄介な口臭を歯科治療で治す方法があります。
治療が必要となるのは「病的口臭」とよばれるもので、歯周病や唾液分泌の減少、進行した虫歯などの口腔内疾患によるもの、副鼻腔炎や扁桃腺炎、糖尿病などの全身疾患による口臭に分けられます。
もし病的口臭が疑われた場合、歯科で治療を受けることができます。問診や尿検査、歯科検診、検査などを行い、問題を見つけた後、原因を把握した上で、治療がスタートします。
多くの場合、歯周病と舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌に生えるコケのようなものが、口臭の原因といわれています。よって、口臭治療はこの2つを対策することが基本の流れです。
舌苔除去は、舌清掃具である「舌べら」や「舌ブラシ」などを使用して行います。歯周病治療は、歯石や歯垢の除去や再付着を防止するために歯面を滑らかにするポリッシングなどの方法があります。
気になった人は、一度歯医者さんで口臭治療を受けてみることをオススメします。