「歯周病と糖尿病」

身体が何らかの病気にかかれば歯周病になりやすくなる事は分かりましたが、その中でも歯周病に最も関わりがある病気が『糖尿病』で、歯医者で歯周病と診断されたのをきっかけに糖尿病が見つかるということも珍しくありません。

糖尿病になると身体の抵抗力が下がりますのでさまざまな合併症が起こり、糖尿病は合併症が怖い病気ともいわれています。
抵抗力が下がるという事は細菌に感染しやすく歯周組織が歯周病菌に侵されやすくなりますので、糖尿病になると歯周病になりやすく、さらに唾液の分泌量が減少し、唾液が少なくなるという事は口の中の細菌を洗い流す作用が弱くなり、細菌の数が増加しますので、歯周病になりやすく、歯周病が治りづらくなってしまうのです。

 smootharm20161110