「口内炎と口腔がん」

口内炎とは、口腔内の粘膜に起こる炎症で、頬の内側、舌、歯茎などにでき、小さな白い円形のものから赤く腫れて潰瘍を引き起こすものがあります。食べ物や飲み物がしみる、歯磨きのとき歯ブラシが当たると痛む、会話しづらくなるなど、辛い症状です。

直径1mmくらいのものから約1cmの大きさまでさまざまですが、多くの場合、2週間くらいで治癒します。口内炎ができても時間がたてば自然に治ると思われがちですが、口内炎を繰り返すことによって口腔がんを発症する、口内炎だと思っていた症状が実は口腔がんだった、ということもあるのです。2週間以上経っても口内炎が治らない場合は、速やかに歯科医院にかかるようにして下さい。shoudensyamicro20161027